大人こそ、PBLを

皆さん、こんにちは。マナビダイスキのタカハシアキコです。


私は、マナビダイスキで「大人の学びのあり方」を提案していきたいと思っています。

年齢問わず、人が新たな経験と学びを重ね、多重性をもって豊かに生きるあり方を、探究していきたいのです。その背景を少し、お伝えします。


私は、6歳と4歳の男の子二人のママです。

子供を産むまでは、仕事が全て、みたいに考えていました。

それなりにキャリアを積み、私結構、仕事できるし、なんて思ったりもしてました。

ところが! 遅めに、結婚、遅めに、出産。

出産後は、社会から置いていかれるような焦燥感が半端ない!

思いどおりにならない現実をどうこうするのは諦め、それまでの仕事で感じてきた課題の解を見つけようと、長男が1歳になった時、大学院に入学しました。


そこで出会ったのは、自分の半分くらいの年齢の同級生と、ちょっと変わった教授陣。

コミュニケーションのとり方、情報の得方、人との関わり方、すべてが自分の経験とは異なることばかり。世界の新しい動きやテクノロジー、考え方をどんどん取り入れ、実践者や当事者が語る講義もあれば、メディア・リテラシー、アリストテレス、英語といったベーシックな学びも。「拡張現実」っていう言葉の意味が、最初、わかりませんでした。


そんな修士学生生活3年間、いろんな学びのピースがバラバラに自分の中へ降ってきましたが、まだどんなカタチになっていくのかは、修士を修了しても見えませんでした。

大学院で何を学んでいるのか、という質問をもらうことが多いです。もっとも大きな学びは、「自分の知らないことが、世の中にこんなにたくさんあった。自分の経験なんて、1ミクロンより小さい」ということに気づいたことでしょう。


子供達は、大人が経験していない未来を生きる、ということに気づいたのです。自分の過去の経験の延長線で子育てをすることに、恐ろしさすら感じました。どうしたらいいのか。自分の学びと経験を、子供達と一緒に、アップデートし続けるしかないと思いました。


私は、先日、後期博士課程3年目にしてプロポーザルを通すことができず、もうしばらく学生を続けます。だけど、この3年の時間で、ようやくバラバラだった学びのピースの輪郭が見えてきました。それを「マナビダイスキ」でもう少しずつ、つくっていきます。


エレン・ランガーのMindful Learningから、次の三つを自分に言い聞かせています。


・自分とは異なる考え方や視点があることを、常に認識していること。

・新しいこと、新しい情報にアンテナを持ち、心と頭脳をオープンにしておくこと。

・新しいカテゴリーを創ることを、自分の生業にすること。


このように生きるために、貪欲に、自分らしく、様々な人たちと関わりながら学ぶ状態を日常としていきたいのです。それを実現するのは、大人のPBL(Project Based Learning)だと、私は考えます。

自分の知識や技能を活かして、大人の自分が経験したことのない新たな環境を創るプロジェクトを、私は、発案し、創り、動かします。その環境を使う当事者は、自分の子供たちや次世代の人たちです。


自分の知らないものを動かすプロジェクトは、いろんな人たちの協力を得なくてはなりません。継続していくには、事業のこと、経営のこと、地域のこと、様々なことをウンウン考えなくてはなりません。沢山の失敗が必要です。


「そんなの仕事でやってるよ」という大人もいるでしょう。

仕事を通じた経験には、素晴らしい学びがあります。ガムシャラに仕事好きだったので、それはよくわかっています。

でも、ここで言う大人のPBLは、社会の中で、自分がやりたいこと、実現したいことを行います。仕事だから、会社のために、給料をもらうためにではなく、自分のために、ジブンゴトとして、自分の言葉で発信し、動き、周りを巻き込み、社会にすこーしだけ変化を投げかける。

組織という枠組みの中だけではなく、社会の中でプロジェクトを動かす。

こんなことをしながら、家族4人、食べて、笑って、遊んで、学べるなら、最高に幸せです。


大人のPBLのキーワードは「多重性」。副業と言いますが、「副」より「主」をたくさん持つこと。

こちらについては、これから少しずつ、考えを整理しながら発信していきたいと思います。

そのうち、一緒にあれこれ議論してくれる人が出てきてくれたら、嬉しい・・・。



4月に入ったのに季節外れの雪が舞う(写真は秩父です。特に記事内容とは関係ないんですがね)

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