「大人の学びのあり方」についての雑文、続けてみます。
(前回雑文→https://www.manalove.fun/post/20190410)
ふり返ると、私は「学び=勉強」だと考えていました。
何か、新しいことを始めるとき、転機に立ったとき、助けになる「勉強」を探していました。そうした勉強が、まったく役に立たなかった訳ではないけれど、本気で取り組まなかったり、積ん読が増えたり、ねばならないと思い込んでいたり、そんなことが多かったように思います。
いま、改めて、「学び、勉強、違い」というキーワードでググってみました。
いろんな考察が出てきますが、検索結果をかなり雑にまとめると、多くは「学習者の自発性の有無」をその違いとしてあげているようです。そのとおりだなあ、と思います。
でも、空気を読んだり、忖度したり、遠慮したり、組織の一員として生きていく術を無意識に身につけてきた大人にとって「自発性」は、少し、躊躇しませんか?
私は、躊躇してしまう方です。
そんな私のような大人でも「応援」があると、ちょっと違ってきます。
特に、「教えてあげる」「やってあげる」ということよりも、「傍らにいる」「ジブンゴトにして考えたり行動したりする」というスタンスの応援が、いい感じです。
さらには、最初は、誰かの傍らにいて、誰かの自発性をそっと応援するのがいいなあと思います。「自発性を持って何かするって、こういう感じなのか」と、肌感覚でつかんでいくような。
この肌感覚があるのが、「コン」の場です。
”コン” とは、「せたコン」「マナコン」「ジュニコン」の”コン”、のこと。
次の3つの意味が込められています。
・プレゼンターの Concept(発想、構想)を
・ブレスト会議 Conferenceで相談して
・信頼できる Confidenceな仲間をみつける
どの ”コン” から始めてもいいです。
プレゼンターとしてでもいいし、プレゼンを聞いてブレストに参加するのもいい。一緒にやりたいテーマがあれば、仲間になればいい。特に何もせず、雰囲気を感じに行くだけでもいいかもしれません。
利害関係もなく、さほど皆と親しくもないけれど、誰かの「自発性」を応援したい人が集まる「コン」の場は、大人が自分の自発性に気づく、自然にマイペースで考えたり動いたりする、最高の環境です。そう、だから「”コン” から始めよ」です。
マナビダイスキ代表理事の小関昭彦うんちマンは、マナビダイスキを「応援コミュニティ」と表現しています。(→詳しくは、うんちマンのブログ)
応援の連鎖が、自然(じねん)に、広がっていくといいな。
昨日、マナビダイスキ自然(じねん)運営ミーティングで「大人の学び」のことなどいろいろ皆で話していたら、「アイデンティティとキャラクターの違い」という洞察を投げかけてくれた方がいました。もう少し、考えてみたいテーマです。
また雑文、時にディスカッション、おつきあいくださると嬉しいです。
マナビダイスキ・タカハシアキコ
●近日開催の「コン」の場
・「せたコン」毎月やっています。4月の開催は、4/20(土)です
https://www.facebook.com/events/730190420708532/
・マナビダイスキのキックオフイベント(6月2日)では「マナコン」やります。マナコンのテーマは「自由な学び」。どの「コン」も、参加お待ちしています! 詳細・お申し込みは下記からどうぞ。
https://www.manalove.fun/kickoffevent
・マナビダイスキ自然(じねん)運営ミーティングも、肌感覚で自発性に触れられます。次回は4/22(月)開催です。参加の方はイベント参加をポチッとお願いします。
https://www.facebook.com/events/324093688296834/
