東京都市大の学生さん

「世田谷VIVITA ROBOCONチャレンジプロジェクト」について、備忘録がわりにプロジェクトのプロセスを、時折、書き留めておこうと思います。


このプロジェクトが動き出したのは、実質は、5月の連休明けでした。VIVITA ROBOCONのロボット製作拠点のお話はVIVITAの方からもう少し前にお聞きしていたものの、そもそも、ロボット製作の場所がなければどうにもならないので、なかなか前進できなかったのです。


東京都市大学夢キャンパスの一角を使わせていただきます。どっしりとした木のテーブルを子どもたちが囲む日が楽しみ!

東京都市大二子玉川夢キャンパスを同大学准教授・坂倉杏介先生にご紹介いただき、初めて訪れたのは4月も終盤になったころ。そして、夢キャンパスのコミュニケーターである学生さんにこのプロジェクトのことをご紹介し、「おもしろそうかな」と、なんとか少し関心をお持ちいただいたのが連休明け。


学生さんたちが関わるならと、夢キャンパスさんが会場の協力を申し出てくださいました。使わせていただくスペースには、どーんと大きな木の机があります。「この机も、イイカンジの傷がつくくらい、使ってください」と、企画・広報室長の浦田さんのありがたいお言葉、いただきました! 本当に嬉しかったです。そして、同大学の工学系の学生さんたちに、ぜひサポーターになっていただこうと、6月早々に説明会を実施します。チラシも用意しました。そして説明会当日。


「誰もこない。」(涙)


でも、先日お会いした学生さん一人が、顔を出してくれました。


私:「あんまり、興味持ってもらえなかったですか? 新しいコミュニティでいろんな人との出会いや繋がりができて、いい機会になると思うんですけど」


学生さん:「その魅力、どうやって伝えればいいですかねぇ? 工学系の学生って、人にあまり興味なくて、どちらかというとコミュニケーションあまり取りたくない人の方が多いんですよ」


私:「え。」(絶句)


そうなんです。新しいコミュニティ、いろんな人との繋がり、新たな経験を得ることといったものに自分は価値を見出していても、そこに魅力を感じない人がいるのは当然のこと。相手の関心がどこにあるのかを考える、その関心にアプローチできる魅力があるのか、それをどう表現すれば伝わるのかを考えなくちゃいけなかった。基本中の基本が抜けていました。海よりも深く反省しつつ凹んでいる暇はないので、リベンジの機会をいただくことに。


リベンジ説明会では、VIVITAのエンジニア・かっしーさんに主導をお願いしました。ロボット制御装置「VIVIPARTS」もご持参いただいて、実際に学生さんたちに触ってもらいます。

「おお! すげぇー」「これ、おもしろい」ようやく、学生さんに興味を持っていただけました・・・。


大人サポーターに手をあげてくれているSonicGardenの凄腕エンジニア・遠藤大介さんも同席してくれていたのですが、おそらく、いちばん夢中になっていたのが遠藤さんでした。大人が夢中になれる道具を、子どもたちがどう使いこなすのか、かなり楽しみです。




ここで、かっしーさんによる学生さんへの名言をシェア。

「子どもはしばしば無茶言います。ふわっとした言葉で無茶言います。それを咀嚼して、小さなタスクに落とし込んで、子どもに分かりやすく伝えるのが大人の役目です。一方社会に出たら、上司(または顧客)はしばしば無茶言います。ふわっとした言葉で無茶言います。それを咀嚼して、小さなタスクに落としこんで、上司に伝えるのがエンジニアの役目です(かっしー個人の見解)。似てますね。ここでの経験はきっと社会で役に立ちますよ(笑)」


その後、今度は、坂倉先生の「コミュニティ・マネジメント」の講義で、ご案内する機会をいただきました。坂倉先生の研究領域はコミュニティ論。ここでなら、このプロジェクトが創り出すコミュニティの魅力を王道でお伝えしてイケるかもしれない! と、張り切って指定された教室へ。

「教室おっきい。いっぱい、学生さん、いる。」(汗)

いきなり、ビビる小心者です。でも、なんとかプレゼンしたところへ、坂倉先生の優しくド・ストライクなフォローが。


坂倉先生:「で、学生は、何をするってことですかねぇ?」

私:「え。」(汗)



サポーターの皆さんにお願いしたいことは、「子どもの話に耳を傾け、アイデアをどうしたら形にできるか一緒に考え、やってみる」に尽きます。ロボットの知識があってもいいし、なくてもいい。ロボットを作れなくてもいいし、自分も一緒に製作してもいい。大人になってしまうと、「こうしたいけど、無理だよな」とできない理由が先行してしまう。また、親になると「こうしたら、あーしたら? それダメよ、危ないわ」と手も口もダメだしまでしてしまう。いかにそれをせずに、子どもたちをサポートするのか。子育てにも、会社での部下との関わりにも、学びたい姿勢です。


学び多き日々、過ごしています。

仕事をしてきて、わかったつもり、できているつもりになっていたことが、ジブンゴトのこのプロジェクトになった時に、できない自分に気づく。


学生さんへの案内で得た学び。

「伝えたいことは、相手の関心に合わせて、具体的に伝えましょう」


では、また!


※大人・学生サポーターをまだまだ募集中です。学生さんは、東京都市大以外の大学も、大歓迎です。詳しくはこちら。

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